売却したいと思ったら
一戸建てと異なり、マンションの場合は一般的に需要がある。それはなぜかと言うと、やはり一戸建てよりも立地が良いからだ。
たいていマンションと言うと、駅から徒歩何分というほど駅から近い場所に立地しており、特に都会の場合、駅から数分のところに一戸建てというのは現実的に難しい。
駅の近くは、やはりその他の場所に比べて、地下は高くなっている。
というのも、駅からほど近い場所なら、利便性の面でも、電車を利用する乗客にとっては商業施設も充実していることが多く、大変便利な場所だ。
というふうに、たいてい駅の近くには一戸建てよりマンションが多く、そういったマンションの人気は依然として高い。
こういったことから、駅の近くにあるマンションは需要も高く、それなりに価値がある。
そして、賃貸に出したとしても、入る人は見つかる可能性が高い。
そう考えると、分譲マンションの場合は、最悪、これからそこに住み続けることはないとなった場合には、売却することもできるのだ。
物件を財産の一部として所有しておき、賃貸にのみ出すことも可能だが、もしこれから先も住むことが無いようであれば、なるべくマンションの新しく綺麗なうちに売却したほうが良いのではないか、と思う。
万が一、ローンが残っていれば、売却をすることで、ある程度ローンも少なくなる。
もしくは、それで完済できることもあるだろう。
となれば、そこからまた新しい場所でマンションを購入したり、賃貸マンションを借りたりして、新しい場所で生活をすることも可能だ。
地方の一戸建ての場合、売却したいと思ったとしても、立地の悪い一戸建てなら、まず他所からの人はそんなところに家を欲しいとは思わない。
よって、たいてい同じ県に住む人か、間違いなく車があるということが大前提になる。
そう考えると、やはり売却したいと思ったとしても、そう簡単に買ってくれる人が現れるわけでもない。
なかなか売れないとなると、ローンのことや次に住む場所などに、影響が出てくる。
このように、地方の一戸建てと都会のマンション暮らしを比較しても、やはり売却することを考えると、都会のマンションの方が、断然売り手は簡単に見つかることだろう。
売り手が見つかれば、その後の人生設計もまた描いていくことができる。
不要になったものは、売却する。
その際、売り手が見つからないと、今後の設計ができなくなる。
一般的に需要の高いと思われる方が、売り手は見つかりやすいのだ。